Village三島楽寿園に出店するため
・父と材をゴ…いや、宝の山から探し出し
打ち合わせ
図面書き
途中、父若かりし頃の写真が出てきて
暫し手が止まる
何度見ても面白い
腹を抱えて涙しながら
見ていると、その失礼な娘の隣で
父も涙しながら身体をよじって笑いだした。
先ず日本人に見えない
よく見ると写真の裏にポエムみたいなの書いてある。
アイラブユーとカタカナで
なんじゃこれ。
息子に見せなきゃ
父が美しいと思うのは
どこまでも続く田や畑の風景なんだって
以前に聞いた
小さな頃は農家の手伝いが本当に嫌だったって
その日本人離れした顔の青年は
新しく美しい綺麗で格好いいを求めて東京へ
沢山のものと時代を見て
今、父の手は
わたしがだいすきだった祖母そっくりの手をしている。
ごつごつした節に真っ黒で
そして 田畑の景色を一番美しいと云う
心が動いてしまう。
― 美しく在ることは手でつくるもの ―