教室に 果物を持ってきてくださった生徒さんがいて
わたしがその果物を切り皮を剥いている時に
果物を剥いてもらうってなんだかうれしくてしあわせですよね?
と話してくれました。
確かに。
なんででしょう?と話しながら
自分で剥けるんだけどやってもらえるのって
おかあさんに甘えられる 「 時間 」 が満たされることなのかな・・・と思いました。
わたしは夏みかんとか八朔を剥いてもらうのがだいすきでしたね。
剥いてもらう側からパクパク食べるの。
それを思うと息子にも大切な人にもしてあげたいと思う。
気付けば 自分の手はいつもカサカサで、息子の手を握ると
随分手の皮が厚くなったなぁと少し自分の手を恥ずかしく感じる。
でも
この手は熱々ごはんも握れるし
泥だらけになっても まめが出来てても 冷たい水もへっちゃらです。
人に見せるのは恥ずかしいけれど随分おかあさんの手になったものだと
たまに眺める。
きれいではないな(笑)
でもいいんです。
いいんです。