養源寺のギャラリーの壁は珪藻土にしました。
壁紙とは違う土の感じや安心感。
土は重ねれば重ねていく程 よい壁になります。
先日山田さんから 境内の土の部分について伺った。
庭師曰く 土は人が踏めば踏む程押し固まって石のように固くよい場になる。
これからたくさんの人がこの場所を通り過ぎ いろんなものを持ち帰る。
この空気
様々な手がつくりだした作品たち
ここで感じた気持や時間
それらが誰かの次への糧となる。
ひとつひとつの足跡が境内に残り 場をつくっていく。
格好のいい話だなぁと聞いていた。
土の匂い 雨の匂い 季節の移り変わるやさしい香り。
わたしは心地よいと思う。